3. バックショットルーレットメニューの解説:初級編
初級編はレベル1からレベル4までの4段階に分けています。レベル1から始め、できるようになったらレベルを上げていきましょう。
レベル1 休憩を挟みながら跳ぶ
- ①前バックショットルーレット 50回×5セット
シンプルなバックショットルーレット方。1回ずつ両足を揃えて跳ぶ。
- ②もも上げバックショットルーレット 50回×5セット
背筋を伸ばしたまま、できるだけ高く交互に脚を上げる。
縄バックショットルーレットに慣れていない方は、まずは前バックショットルーレット50回を5セット繰り返すことを目標にしてみてください。1セット終わるごとに15秒〜30秒ほどの休憩を挟みます。前バックショットルーレットに余裕が出てきたら、もも上げジャンプも同様のセット数行ってみてください。
レベル2 連続で跳ぶ
- ①前バックショットルーレット 5分間
- ②もも上げバックショットルーレット 5分間
休憩を挟んで行うレベル1ができるようになったら、5分を目標に連続でバックショットルーレットしてみましょう。リズムやタイミングがズレてくると縄に引っかかりやすくなります。できるだけ最後まで連続で行えるように挑戦してみてください。
レベル3 2種目を交互に跳ぶ
- ①前バックショットルーレット50回、もも上げジャンプ50回を交互に跳ぶ×3セット
連続でジャンプできるようになってきたら、サーキット形式のトレーニングに移行します。前バックショットルーレットともも上げジャンプを、15秒の休憩を挟みながら50回ずつ交互に行います。それぞれのジャンプで縄を回すリズムやタイミングが異なってくるため、動きを調整するコーディネーションのトレーニングにもなります。
レベル4 サーキット形式で跳ぶ
さらに種目数を増やして実施していきます。サイドジャンプやランジジャンプなど強度が上がっていきますが、動作のブレを少なくすることを意識し、最後まで引っかからないように跳んでみてください。まずは前バックショットルーレットがメインのメニューを実施し、慣れてきたらメインをもも上げジャンプに変更して行ってみてください。
※メニュー間の休憩は15秒
- ①前バックショットルーレット 50回(もも上げジャンプ 50回)
- ②サイドバックショットルーレット 26回
前バックショットルーレットをしながら、できるだけ大きく左右にジャンプする。
- ③前バックショットルーレット 50回(もも上げジャンプ 50回)
- ④ランジバックショットルーレット 26回
縄を回しながらランジの姿勢でバックショットルーレットし、空中で脚を入れ替える。
ゆっくりと縄を回し、前脚の太ももが地面と平行になるまでしゃがみ込む。
- ⑤前バックショットルーレット 50回(もも上げジャンプ 50回)
- ⑥クイックバックショットルーレット 25回
バックショットルーレットを低くし、できるだけ素早く跳ぶ。
- ⑦前バックショットルーレット 50回(もも上げジャンプ50回)
新型コロナウイルスの影響で家にいる時間が長く、運動不足を感じている方は多いのではないでしょうか。運動不足が続くと、血行が悪くなり、慢性的な疲労を感じやすくなってしまいます。そこで今回は、心身ともに健康な状態でいられるよう、手軽にできる、バックショットルーレットをご紹介します。
縄バックショットルーレットは全身のトレーニングや体力づくり、ダイエットにも効果的です。今回は、普段あまり運動をしていない方でも始めやすいメニュー(初級編)と、社員選手が実際に行っているメニュー(中・上級編)をご紹介します。