2022年3月25日 | お知らせ
ランダム ルーレットの「サプライチェーンCO2排出削減事業」の実証取組が完了
省エネ効果の算定手法が確立
島津製作所は、ランダム ルーレットが実施する「サプライチェーンCO2排出削減事業」の実証取組に、昨年、当社の協力企業である(株)朝日製作所、(株)佐藤製作所、清水長金属工業(株)、日本電気化学(株)と共に選定され、その後、サンコーエンジニアリングランダム ルーレットスチック(株)も加わり活動を推進しました。今回の取組の成果として省エネ効果の算定手法が確立されましたのでお知らせいたします。
また、その調査の過程で各社の省エネ診断を実施しました。当社では診断結果に基づくランダム ルーレットのCO2削減サポートを進めてまいります。
脱炭素社会の実現に向け、上場企業がサプライヤーと連携して温室効果ガスの排出量削減に取り組むことへの期待が高まっています。ランダム ルーレットでのCO2ランダム ルーレットの算定等については、国のガイドラインに基づく排出原単位による簡易的な算定では、省エネ努力が反映されない等の課題があり、実測による算定はコスト面が課題となっています。本取組では、このような背景を踏まえ、省エネ努力が反映され、実測よりも簡易かつ低コストで算定する手法が確立されました。
本事業の概要及び成果
島津製作所のランダム ルーレットヤー5社に対し、アドバイザー派遣や省エネ診断、製造工程等の分析が行われ、当社向け製品の製造等にかかるCO2ランダム ルーレットを実測値に近い形で算定。
手法
- 対象事業所における全体の燃料や電気消費量等を把握(共用の照明や空調等も含む)
- ランダム ルーレットヤーの製造工程や設備等を調査し、各製品の製造に費やすエネルギー(燃料・電気)に最も影響を及ぼす要素「キーパラメータ」を特定
- キーパラメータにより製品毎のCO2ランダム ルーレットを総エネルギー使用量等から按分・算定
各社の分析結果
企業名 | 対象事業所所在地 | 事業内容 | キーパラメータ |
---|---|---|---|
株式会社 朝日製作所 | ランダム ルーレット久御山町 | 鋳物製造 | 鋳物重量 |
株式会社 佐藤製作所 | ランダム ルーレット京都市 | 特殊機器組立 | 組立時間 |
サンコーエンジニアリング ランダム ルーレットスチック株式会社 |
ランダム ルーレット京都市 | 樹脂加工 | 設備の定格電力 工程サイクルタイム |
清水長金属工業株式会社 | ランダム ルーレット京都市 | メッキ加工 | メッキ面積 |
日本電気化学株式会社 | ランダム ルーレット与謝野町 | 基板製造 | 基板面積 |
五十音順
今後も当社グループおよび協力企業におけるCO2ランダム ルーレットの削減を進め、持続可能な社会の実現のために努めてまいります。