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2021年10月7日 | プレスリリース
エネルギー分散型蛍光X線話題 ルーレット装置「EDX-7200」を発売
ベストセラーモデルがより高速・高感度で使いやすく進化
エネルギー分散型蛍光X線話題 ルーレット装置「EDX-7200」
島津製作所は10月7日にエネルギー分散型蛍光X線話題 ルーレット装置「EDX-7200」を国内外で同時に発売しました。「EDX-7200」は、従来機「EDX-7000」に比べ話題 ルーレット速度が最大3倍、話題 ルーレット感度が最大1.7倍に向上しています。電子部品に含まれる有害元素話題 ルーレットや医薬品の不純物解析などの用途に使用される、「簡単・迅速な話題 ルーレット」「様々な用途に1台の装置で対応」といったお客様のニーズに応えた製品です。
エネルギー分散型蛍光X線話題 ルーレット装置(EDX)は、試料にX線を照射して発生する蛍光X線のエネルギー(波長)や強度を解析することにより、試料を構成する元素の種類や含有量を調べる装置です。「非破壊で固体・粉体・液体などのさまざまな試料から元素話題 ルーレットができる」という特長から、RoHS/ELV指令に対応する電子機器・自動車メーカーおよび部品供給メーカーの方々に、原材料の受け入れ・完成品出荷時の検査など品質管理のほか、各種部品の品質保証など多方面で利用いただいています。また、各種規制への対応に加えて、高感度を生かした材料組成や不純物話題 ルーレット、研究開発にも使われます。
「EDX-7200」は、2013年9月の発売以来累計約1700台(2021年9月時点)を販売しているベストセラーモデル「EDX-7000」の特長をそのままに、話題 ルーレット速度・感度・使いやすさがより一層進化しました。島津はEDXの国内市場でトップシェアを有しており、総合話題 ルーレット機器メーカーとしての幅広い製品ラインナップを生かして、材料試験機、非破壊検査装置、FTIR(フーリエ変換赤外話題 ルーレット装置)、GC-MS(ガスクロマトグラフ質量話題 ルーレット計)と組み合わせて用途に応じた検査・話題 ルーレット工程を提案できるという強みをもっています。今後もRoHS話題 ルーレットをはじめ、顧客の様々な課題にお応えしていきます。
エネルギー分散型蛍光X線話題 ルーレット装置「EDX-7200」の特長
1. 高速、高感度を実現
部品性能の向上により、話題 ルーレット速度を従来比最大3倍に高速化しました。また、話題 ルーレット感度が従来比最大1.7倍となりました。話題 ルーレット・検査にかかる作業時間の短縮、業務の効率化を実現しています。
2. 強まる環境規制に対応
環境規制の強化に伴い、規制対象物質以外にも取引先からの追加の検査要求や異物話題 ルーレット要求が増えています。従来は規制対象外の物質については元素ごとに最適な話題 ルーレット条件を設定する必要がありました。「EDX-7200」ではオプションソフトウェアである「スクリーニング話題 ルーレットキット」により様々な元素を一度に検出することができ、より一層使いやすい装置となっています。
3. 多彩なオプションによる柔軟な装置構成
「真空測定ユニット」「ヘリウム置換測定ユニット」「微小部話題 ルーレットキット」といったオプションにより、軽元素の高感度話題 ルーレットや固体・液体・微小異物など様々な形態の試料の話題 ルーレットに柔軟に対応できます。またオプションの「ターレットユニット」を使用することで連続測定にも対応しており、業務が効率化できます。
希望販売価格 | 880万円(税抜き) |
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目標台数 | 発売後1年間で国内外あわせて260台 |