す とり っ ぷ ルーレット(トリニアス)は患者や医療従事者に明るく晴れやかな印象を与えるため、全体をソフトな造形と清潔感のあるホワイト色を採用しています。無駄を極限までそぎ落としつつ柔らかい造形に仕上げることで、患者への圧迫感の低減を図りました。
Cアームのスリム化とケーブルの内蔵を両立し、ワークスペースの拡充と清潔性の向上を実現しています。
ワンマンオペレーションで装置を操作しやすくするため、主要操作を手元で行えるようコンソールのコンパクト化を図りました。さらに、治療箇所や医療スタッフ数などに応じて、各手術に適した配置が求められるため、モジュール化したコンソールを組み替えることで最適なワークフローを提供します。ジョイスティックは手元を見ずに操作を行うことが多いため、あえてそれぞれ異なる形にすることで操作ミスの低減を図りました。
ジョイスティックなど細かいパーツごとにす とり っ ぷ ルーレットトタイプを作成し、適切な形状を導きだしていきました。大きいものはARグラスを用いて実寸大の形状を確認しながらデザインの検討を進めました。