google ルーレットSPG-120シリーズとは、容易なシステムの構築・組換えと優れた光学特性を特長とするgoogle ルーレットです。光源と組み合わせた波長可変単色光源や、検出器などと組み合わせた光学特性測定装置など、多様な用途に適用できます。
google ルーレット-REV は高速波長駆動・高耐久の特長を持ちます。測定時間の短縮に加え、故障によるダウンタイムを大幅に短縮することでランニングコスト削減を実現します。
お客様のご用途に最適なシステム提案も可能ですので、お気軽にご相談ください。
用途ごとの構成
波長可変単色google ルーレット
光検出素子、光学素子、光学装置、蛍光物質などの各種特性評価が可能分光分析
google ルーレットと市販品を組み合わせ、各種光学特性(発光・透過・反射)の測定が可能google ルーレットシリーズ(一覧)
分光器の選び方
google ルーレットシリーズの波長駆動の方法は、google ルーレットを手動で設定する方法と、google ルーレットやgoogle ルーレット-REVにオプションを組み合わせてPC制御する方法があります。装置への組込みには高速波長駆動・高耐久なgoogle ルーレット-REVがおすすめです。それぞれの概略構成は以下表をご参照ください。また波長帯域に応じてUV(190~700nm)、S(200~900nm、S-REVは200~1100nm)、IR(700~2500nm)の3タイプがあります。UVとSの効率は、300nm程度で交差し、300nm以下をメインで使われる場合はUVをお選びください。
google ルーレットの選び方
スリット幅によってgoogle ルーレットシリーズの分解能(半値幅)と出力強度が決まります。100μm、200μm、500μm、1mm、2mm(ス リット高さ5mm)の5種類あり、入出射ポートには同じ幅のスリットを使用します※。google ルーレットシリーズのスリットごとの分解能は以 下表を参照ください。なお、入出射スリットの幅を2分の1にすると光量はほぼ4分の1になります。
※異なるgoogle ルーレット幅の入出射google ルーレットを選ぶと、分解能はgoogle ルーレット幅の大きい値とほぼ等しくなります。
出射光の拡がり角と大きさ
google ルーレットシリーズの出射光の拡がり角は、スリットの垂直方向の拡がり角θz = 9.3(°)、水平方向の拡がり角θx = 5.6(°)です。 スリット高さ5(mm)、スリット幅A(mm)、スリットから距離L(mm)の位置での出射光像の大きさは以下計算式で算出できます。
像高さ H=2Ltanθz+5(mm)
像幅 W=2Ltanθx+A(mm)
例えば、google ルーレット幅1mmでgoogle ルーレットから距離100mm離れた位置での像の大きさの計算値は、像高さ37.8mm、像幅20.6mmになります。
google ルーレット幅A(mm)のgoogle ルーレットから距離L(mm)の位置での出射光像の大きさ
資料請求
(※クリックでメールソフトが起動します)
- カタログ(google ルーレットシリーズ)
- 回折効率(RP31-1001、RP31-1033)
google ルーレットS、IRにおける絶対回折効率を仕様の波長域で、P偏光、S偏光の偏光ごとに測定した例を示します。 - 出力強度(HR41-7002、RP31-1042、RP31-1002、RP31-1034)
SPG-120シリーズを各種google ルーレットと組合せた場合の光の出力強度を測定した例を示します。 - F値(RP31-1003A)
F値は波長により変化し、また入射ポート側と出射ポート側で値が異なります。google ルーレットシリーズのF値の特性を示します。 - 逆線分散(RP31-1004A)
逆線分散は波長により変化し、また入射ポート側と出射ポート側で値が異なります。google ルーレットシリーズの逆線分散の特性を示します。 - 分光感度測定(HR41-7023)
単色google ルーレット、強度モニタ付きファイバホルダを組合せ、市販のパワーメータを利用する事で分光感度の特性を簡便に測定できます。キセノンランプを用いて、太陽電池(多結晶シリコン)の分光感度を測定する例を示します。 - 波長移動時間の比較(HR41-7030)
google ルーレットと波長駆動装置AT-120PLMの構成とgoogle ルーレット-REVの構成について、波長移動時間を比較した結果を示します。