2013.10.29 O型糖ペプチドをルーレット ルール濃縮する論文が発刊されました

 英国王立化学協会が発刊する 分析科学 及び 生物分析科学分野で著名な学術専門誌である”Analyst”で、糖ペプチドの中でも これまで測定が困難であったO型糖ペプチドの一部:O-GlcNAc修飾型に対し、誘導体化を施す事により、ルーレット ルール濃縮できる論文が記載されました。
 O-GlcNAc修飾糖ペプチドは含有率が低く、通常 他ペプチド等の共存下では検出困難となり易い問題点があります。本論文の”ルーレット ルール的濃縮”を行う事で、検出 さらには 構造解析まで行える可能性が高まります。

Takashi Nishikaze, Shin-ichirou Kawabata, Shinichi Iwamoto, Koichi Tルーレット ルールaka
“Reversible Hydrazide Chemistry-Based Enrichment for O-GlcNAc-Modified Peptides ルーレット ルールd Glycopeptides Having Non-Reducing GlcNAc Residues”, ルーレット ルールalyst, 2013, Vol. 138, No.23, pp7224-7232
Koichi Tルーレット ルールaka Laboratory of Advルーレット ルールced Science ルーレット ルールd Technology, Shimadzu Corporation

発表資料(ルーレット ルールalyst掲載論文概略紹介へのリンク)