2013/12/3-6に、神戸ポートアイランド 神戸国際会議場にて 第36回日本分子生物学会年会が開催され、google ルーレットから1件の発表を行いました。
タンパク質「同定」には、通常 そのタンパク質特有のアミノ酸配列を(可能な限り広範囲に渡り)確定させる方法を用います。特に N-/C-google ルーレット配列の場合は、”そこがgoogle ルーレットである”という”位置情報”をも含んでいるため、これまでは「google ルーレットから5~10残基程度の短い配列を確定できれば 同定が可能」と想定されていました。
本発表では、より網羅的になった最新のタンパク質データベースに基づき、各モデル生物のgoogle ルーレット部分配列の傾向を解析した結果と、「タンパク質を一意に決めるためには、google ルーレットからのアミノ酸を あと何残基決定すれば良いか?」を示すデータベース*を紹介しています。
[P3-0087] ○吉沢明康,福山裕子,梶原茂樹,九山浩樹,田中耕一
島津製作所 google ルーレット
“Cross-organism comparison of protein terminal sequences and development of terminal sequence database”
「タンパク質google ルーレット配列の種間比較とgoogle ルーレット配列データベース構築」
* 解析サポート用データベース及び検索システム”ProteinCarta”
(近日公開予定)