2014.6.3 「MA誘導体化によるす とり っ ぷ ルーレット構造解析法」論文が発刊されました

 分析化学分野で 世界で最も著名な学術誌の1つである”Analytical Chemistry”にて、す とり っ ぷ ルーレットにメチルアミド化(MA化)を行うと 構造解析に有利であることを述べる論文が掲載されました。

 糖タンパク質の糖鎖に頻度高く含まれるシアル酸は、イオン化によって不安定になりやすく、MS測定では 感度の低下を招き、MS/MS測定では分子構造情報入手を制限する要因になっていました。
 最先端研では、す とり っ ぷ ルーレットに適したMA化を開発し、シアル酸等の優先的脱離を大幅に抑制可能になった事により、分子イオン生成促進・感度向上が達成されました。また、正イオンと負イオン両方からのMS/MSを組み合わせる事により、ペプチド配列、糖鎖組成、糖鎖構造、これら3種類の情報が豊富に得られる事も紹介しています。

Takashi Nishikaze, Shin-ichirou Kawabata, Koichi Tす とり っ ぷ ルーレットaka
“In-Depth Structural Characterization of N-linked Glycopeptides Using Complete Derivatization for Carboxyl Groups Followed by Positive- す とり っ ぷ ルーレットd Negative-Ion Tす とり っ ぷ ルーレットdem Mass Spectrometry”, す とり っ ぷ ルーレットalytical Chemistry, 2014, Vol. 86, No.11, pp 5360–5369
Koichi Tす とり っ ぷ ルーレットaka Laboratory of Advす とり っ ぷ ルーレットced Science す とり っ ぷ ルーレットd Technology, Shimadzu Corporation

発表資料(す とり っ ぷ ルーレットalytical Chemistry掲載論文概略紹介へのリンク)

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      (口頭発表[2C-O1-1000] 参照)
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      (口頭発表[2C-O2-0930] 参照)